研究活動の成果
ライスパワーNo.101
「抗潰瘍剤」

ライスパワーNo.101は、「粘膜を保護して胃の疾病を予防・治療する効果」を持つ抗潰瘍剤です。
米のみを原料として開発した安全で効果の高い飲用の機能性素材です。

ライスパワーNo.101のさまざまな効能・効果

  • 胃粘膜保護改善作用
  • 抗潰瘍効果【ストレス・胃酸過多・アルコール】
  • ストレス緩和
  • 胃がん予防
  • ピロリ菌による胃炎・胃がんの発症抑制

1. 胃潰瘍の原因

胃潰瘍はなぜ起こる?

胃潰瘍とは、胃の粘膜がただれ胃壁が傷ついた状態のことをいいます。
ストレス、アルコール、胃酸過多、ピロリ菌、鎮静剤などの原因により、胃粘膜が傷つけられることで胃潰瘍は発症します。
胃の中の攻撃因子と防御因子のバランスを健全に保つことが重要です。

2. 粘膜の保護効果

体の外側の表面を皮膚が覆っているのと同じように、体の内側で表面を覆っているのが粘膜。

ライスパワーNo.101 非投与群
ライスパワーNo.101 投与群

※信州大学医学部臨床検査医学教室: 太田浩良(第1回天然物薬用研究会発表資料 1993年)

びらんとは、胃の粘膜の浅い部分が炎症を起こし、ただれてしまっている状態を指します。

結果
高濃度の食塩を与えても、ライスパワーNo.101を投与すると胃の粘膜が保護され、胃壁のただれ(びらん)が予防できました。

3. アルコール性潰瘍発症率の抑制効果

アルコール性潰瘍発症率の抑制効果

結果
ライスパワーNo.101を投与すると、アルコール性潰瘍の発症率が抑制されました。

4. ストレス潰瘍発症率の抑制効果

ストレス潰瘍発症率の抑制効果
結果
ライスパワーNo.101を投与すると、潰瘍の発症率が抑制されました。(抑制率86.2%)
これは潰瘍治療薬の1つである成分リンゴ酸クレボプリドに迫る潰瘍発症抑制率です。

5. 胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌に対する抑制効果

菌体量
血清抗体価

※信州大学医学部消化器外科助教授 杉山敦 J Gastroenterol, (40),459-466,2005

血清中抗体価とは、ピロリ菌に対する抗体の血清中の量を測定した値です。
数値が高いほど、多くのピロリ菌に感染していると考えられます。

結果
10週間ライスパワーNo.101を投与したところ、ピロリ菌の菌体量および血清中抗体価が減少しました

【特集】粘膜・胃の疾患と
ライスパワーNo.101

ライスパワーエキス一覧へ