天然物薬用研究会は、天然物の持つ可能性の追求及びその研究を通じ、地球にも人にも安全な素材を開発するとともに、新しい科学像を求めていこうとする科学者達の集まりです。
私たちは、この研究を通じて、これからの人類、地球のあり方について共に考えてまいります。
私たちは21世紀は米を中心とした天然の総合素材の時代になると考えております。20世紀は石油の時代といわれ、石油から多くの素材が開発され、生活の向上に役立ってきました。しかしもう一方では、公害問題、環境問題、添加物問題等々数多くの問題を引き起こしてきたのも事実です。機能と効率を求めて作り出された各種の化学物質は、長い目でみると地球にも人にもあわなかったのかもしれません。私たちはやはり安全を尺度の中心に据えた考えで各種物質を見直す必要があると思われます。
これらの反省により、天然物薬用研究会は日本人が2000年食べ続けてきた安全性の高い米に注目し、「米の総合利用研究」に取り組んできました。
現在お米から36種類の基礎素材が開発、研究されております。これらの素材そのものや、素材を利用した商品は、人にも地球にも安全であり、生活環境の変化や、環境汚染等による生体機能異常から私たちの健康を守るものと考えております。ライスパワー素材が各種商品として普及し、社会に貢献できることを私たちは念願してやみません。
会長 | 東京大学名誉教授 山崎 素直氏 |
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副会長 | 国立医薬品食品衛生研究所 降旗 千恵氏 |
メンバー | 東京大学・富山大学・東海大学・京都大学・愛媛大学・香川大学・徳島大学・徳島文理大学・広島大学・崇城大学・信州大学・秋田大学・川崎医科大学・国際医療福祉大学・産業技術総合研究所の研究者 |
事務局 | 〒761-2307 香川県綾歌郡綾川町小野2088-1 勇心酒造株式会社内 |