慢性的に炎症やかゆみを伴う湿疹を繰り返すアトピー性皮膚炎。
場合によっては日常生活にも大きな影響をもたらすこの疾患に対する、
治療やケアの方法は様々ですが、中でも発症の大きな要因である「バリア機能」に対するセルフケアは非常に重要です。
肌本来のバリア機能を改善するライスパワーNo.11と改善したバリア機能を日常生活の中で維持する様々なエキスの効果をご紹介します。
アトピー性皮膚炎の大きな要因でもある「皮膚バリア障害」に対して、皮膚水分保持能を改善し、
根本的にバリア機能を改善する効果が確認されています。
アトピー性皮膚炎の患者様にライスパワーNo.11配合クリームを4週間塗布した
徳島大学の臨床試験によると89%の方が有用であるとの結果が得られました。
※アトピー性皮膚炎に対するライスパワーエキスの効能効果については、引き続き研究中です。
このライスパワーエキスを配合した製品は、医薬品として承認を得たわけではありません。
水分保持能(肌がうるおいを生み出し保つ力)、TEWL(皮膚から水分が蒸散する量)の指標からも
バリア機能が改善されていることが示されています。
自分自身のバリア機能が高まることにより、アレルゲンなどの刺激の侵入を防ぎ、
徐々にアトピー性皮膚炎を発症しにくい肌へと導きます。
研究員 三井
アトピー性皮膚炎の治療において、私たちは「バリア機能の脆弱性(障害)」に着目したスキンケアが必須だと考えています。
ライスパワーエキスはスキンケア成分としても広く活用されていますが、中でも「ライスパワーNo.11」の作用は、高保湿成分や皮膚保護成分などによる「バリア機能を補う」アプローチとは根本的に異なります。誰もが本来持っている水分の保持能力を高め、「バリア機能そのものを改善」できるこれまでにない効果が確認されています。
それは、外からバリア機能を補い続けるのではなく、自分自身で高いバリア機能を発揮できる肌、すなわち健康な肌と同じようにアトピー性皮膚炎を発症しづらい肌に導くものです。
こうした私たちの研究が、アトピー性皮膚炎のスキンケアにおいて、新たな選択肢として皆さまの一助となれば幸いです。
科学的知見に基づいた、セルフケアや生活に役立つコラムを発信しています。
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ライスパワーNo.11はアトピー性皮膚炎 の要因の一つバリア機能を改善します。
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