- トップページ
- 14種類のライスパワーエキス
- ライスパワーNo.11
ライスパワーNo.11は「皮膚水分保持能の改善」効果と「頭皮水分保持能の改善」効果の2つの新規効能を認められた成分です。
皮膚水分保持能改善剤
頭皮水分保持能改善剤
ライスパワーNo.11は、従来にはなかった「⽪膚⽔分保持能の改善」という新規効能を認められた素材です。新規効能の承認は、1980年に薬事法(現・薬機法)が制定されてから初めてのことです。
なお、医薬部外品の薬⽤化粧品のカテゴリーで新規効能の承認を取得したのは、これまでにわずか5例しかなく、そのうちの3例をライスパワーエキスが取得しています(2022年現在)。
ライスパワーNo.11は、米のみを原料に開発した、皮膚水分保持能の改善(バリア機能改善)効果を持つ世界で初めての素材です。
「皮膚水分保持能改善作用をもつ素材は文献上報告されていない。よって国内・外問わず、また医薬品、医薬部外品、化粧品を問わず使用事例はない。」として厚生省(現・厚生労働省)に正式受理されています。
人には本来、恒常的に健康な肌を生み出す力が備わっており、これによって水分を保ってバリアを強く保つことが出来ています。
皮膚水分保持能とは、肌そのものが持つ水分を保つ能力です。これが健全であればみずみずしい肌となり、外部からの抗原や刺激物質の皮膚内侵入を防ぎます。
また、皮膚水分保持能が正常であるということは、バリア機能に重要なセラミド等の細胞間脂質を、肌自ら十分につくる力があるということでもあります。
生まれ変わりのサイクルが乱れて、健康な肌を生み出す力が弱まると、乾燥しやすく、肌表面が不健康な状態に。
また、バリア機能が不十分なため、外的刺激が容易に侵入し、肌荒れやかゆみなどのトラブルが発生しやすくなります。
まずは肌表面に素早く潤いを与えながら、肌が生まれる基底層にまで浸透する。
基底層にまで働きかけ、すこやかな細胞が育ち始める。
肌の内側に働きかけ、日本で唯一の効果「皮膚水分保持能の改善」で肌本来の力を高める。肌そのものがうるおいを逃がさず、バリア機能がしっかり働くように導く。
ライスパワーNo.11は、肌細胞がつくられる基底層にまで浸透し、角化細胞を活性化。健康な細胞が生まれ育ち入れ替わっていくターンオーバーのサイクルを整え、セラミドの生成を促進して肌本来の水分保持能を改善することで、バリア機能を高める作用があります。
水分保持能が正常に、そして高まった状態を続けていくことで、肌のターンオーバーは常に正常化し、そもそも刺激に負けない強い肌、悩みの起こりにくい健やかで美しい状態を保つことになるのです。
健康な細胞で満たされた肌を育て続けることが、繰り返す肌トラブルの原因に対する根本的アプローチとなります。
ライスパワーNo.11は、健康な肌を生み出す力を改善します。
水分を皮膚に与える保水性を持つ成分や蒸発を防ぐ油剤などを保湿剤と呼びます。皮膚表面に留まって潤いを保つ効果を発揮し、バリア機能の低下を補います。
肌自ら持つバリア機能を働かせる力を高めたり、バリア障害を根本から解消するものではありません。
水分保持能が高まった肌は、自ら潤いを保ってバリア機能を発揮できるため、刺激に強く、トラブルを起こしにくくなります。
水分保持能の改善は、外部からセラミドなどの保湿成分を塗布することで得られるものではありません。
※セラミド濃度は、皮膚水分量に対する有効性が確認されていた濃度に基づいて設定
※アトピー性皮膚炎に対するライスパワーエキスの効能効果については、引き続き研究中です。
このライスパワーエキスを配合した製品は、医薬品として承認を得たわけではありません。
ライスパワーNo.11は、「皮膚水分保持能の改善」効果に加えて、新たに「頭皮水分保持能の改善」の新規効能を認められました。従来、頭皮関連の医薬部外品において、同様の効能・効果をもつ有効成分は認められておらず、日本ではじめて「頭皮水分保持能の改善」が認められた成分となります。
頭皮も他の皮膚と同じように、日々生まれ変わっています。表皮の一番奥にある基底層では、たえず新しい細胞が作られ、この細胞が徐々に表面へ押し上げられ、約4~6週間で角片(目に見えないアカ)となって自然に剥がれ落ちます。
角層から剥がれ落ちた角片が目に見える大きさになった状態がフケです。
頭皮は汗腺や皮脂腺が多く、乾燥しているイメージはあまりないかもしれませんが、意外にも身体の各部位に比べて乾燥しており、バリア機能が低く、ダメージを受けやすい部位です。
Kleez P, et al. SkinPharmacol Physiol, 2012, 25, 25-33 一部改変
かゆみ、フケ(落屑)、吹き出物、べとつき、かぶれ、紅斑、赤み、かさつき、ニオイなど。
柏井利之 日本化粧品技術者会誌 ; 2013, 47 (1), 3-8 より引用
特に「かゆみ」「フケ」は、男女とも悩みの割合が多くなっています。
また、男性の9割、女性の7割以上が、頭皮に肌荒れや炎症を抱えているという報告があります
これまでは頭皮にたまった皮脂の酸化やマラセチア属真菌等の繁殖が、かゆみやフケなどの頭皮トラブルの原因だと考えられてきました。
しかし、近年では、皮脂や菌だけでなく、過剰な洗浄による頭皮のバリア機能の破壊やエアコンによる生活環境の低湿度化に伴う頭皮の乾燥なども、かゆみやフケなどの頭皮トラブルを引き起こす大きな要因であることがわかってきました。
人には本来恒常的に健康な表皮を生み出す力が備わっており、これによって水分を保ってバリア機能を強く保つことが出来ています。
頭皮水分保持能とは、頭皮そのものが持つ水分を保つ能力です。これが健全であれば、すこやかな頭皮となり、外部からの抗原や刺激物質の侵入を防ぎます。
頭皮水分保持能が正常であるということは、バリア機能に重要なセラミド等の細胞間脂質を自ら十分につくる力があるということでもあります。
■被験者:23名
■測定部位:側頭部
■測定機器:ASA-MX(Asahi Techno Lab社)
■方法:サンプルを左右別々にハーフヘッド法で朝晩2回継続塗布し、開始前、4週間後の角層水分量を測定
■被験者:23名
■測定部位:側頭部
■測定機器:VAPOSCAN AS-VT100RS(Asahi Techno Lab社)
■方法:サンプルを左右別々にハーフヘッド法で朝晩2回継続塗布し、開始前、4週間後のTEWL(経表皮水分蒸散量)を測定
ライスパワーNo.11は、頭皮の角層水分量を増加させ、
頭皮のバリア機能を高めることが明らかになりました。
■被験者:かゆみ、フケを自覚している12名
■方法:サンプルを左右別々にハーフヘッド法で4週間、朝晩2回連用塗布し、頭皮水分保持能、かゆみ、フケについて評価
■測定部位:側頭部(直径8mm程度の円状にシェーバーで剃毛処理を行い測定)
■測定機器:Skicon-200EX(ヤヨイ社)
■方法:VAS(Visual Analog Scale)評価法により、被験者の主観的なかゆみ度合を評価
■方法:ASFS(adherent scalp flake score)評価法により、フケ度合を数値化
頭皮を8分割(左右で4分割ずつ) し、各部位について、「フケが全く認められない(0点)」から「極めて多量のフケが認められる(10点)」までの11段階で目視評価0週目と4週目のスコアを比較
ライスパワーNo.11は、頭皮の水分保持能を改善し、
かゆみやフケを改善することが明らかになりました。